[ブログ]さが維新まつりがまちどおしい!
「さが維新まつり」で行われる様々な催しの様子をお伝えします!

 

 

2019/10/19新着情報
第2回「さが維新まつり」を開催しました。

佐賀の偉人・偉業の顕彰と偉業を成し遂げた先人たちの「志」を今に活かし、未来へと繋いでいくため、明治維新から150年の節目の2018年に新しく創設された「さが維新まつり」。
県民参加型の「まつり」として、少しずつ成長していきます。

本おどり

「さが維新まつり」は、「さが維新おどり」でスタート!
今年、新たに制作した揃いの衣装に身を包んだ精鋭24名での演舞。さすが息もぴったり揃い迫力満点。鮮やかなデザインの大旗も振られ、会場の興奮も最高潮に達していきます。

鯱の門

400年の時を刻む佐賀城鯱の門(※国重要文化財)が開くとき、佐賀ゆかりの偉人たちが、志をもってよみがえる。

鯱の門前の集合写真

今年は、行列の偉人の中でも人気の高い「佐賀の七賢人」も一般公募しました。

島さん

やはり、熱い思いをもって応募してくださる方が多く、第1部の島義勇銅像前で、直大公役の知事や栄子様役の中越典子さん(女優)とともに、ステージから餅投げをしてもらった島義勇役の鈴木さんは、身も心も島になりきり、堂々とした立ち振る舞いを見せ、「偉人として行列しているところを娘に見せたくて応募した。」と語ってくださいました。
本当にかっこよかったです

佐野さん

明治の博覧会男「佐野常民」に扮してくださったのは、令和の博覧会男!二神さん。二神さんは全国各地(いや世界も?)で開催される博覧会を飛び回り、昨年佐賀県で開催した「肥前さが幕末維新博覧会」にも何度も足を運んでいただいています。そして最終日の最終上映回を観覧し、維新博をしっかりと心に刻んでいたいたと思っています。
まつり当日にはなんと、「維新博メモリアル展示」に一番で入場し、志を持って佐野常民になり切っていただきました。

医学者たち

午前中の衣装着替えから解散まで、長い時間を共有していただく中で、参加者同士での交流も深まり、「来年もまた、みんなで一緒に参加したい!」そんな声も届きました。

旗持ち隊

今年も隊列を先導してくれたのは、市内の高校生たち。
佐賀北高校弓道部は昨年に引き続きの出演、佐賀工業高校生徒会は、柔道部や剣道部から胴着を借りて学校の代表として出演してくださいました。
この経験が、高校生の人生の中に、なにかのきっかけを与えてくれるような出来事になればいいなと思います。

総おどり

総おどり

偉人たちの「志」を未来へと繋ぐ、伝統と今を融合させた新しい踊り。
出発式で披露された「本おどり」のほか、今年は、普及版「総おどり」を制作。
小学校の運動会や、中学校体育祭で披露するなど、学校単位で取り組んでくださいました。
地区別講習会も4か所で開催。各地区での練習会を経て、当日、まつりに参加された方は110名。沿道いっぱいに広がって舞う様は圧巻でした。
さが維新まつり当日だけではなく、県内外のさまざまなイベントでも披露していただいていて、このおどりを通じたつながりも広まっています。
この「さが維新おどり」が、県民のみなさまに親しまれ、長く踊り継がれるものとなりますように。

灯りの展示写真(昼)

灯りの展示写真(夜)

次世代を担う子どもたちの手による未来へのメッセージとして、大学生の企画を小学生の手によって実現させた灯りの展示

「KōKAI 航海 -またたくあかしー」

小さな波が集まり何百も折り重なった大波となって動き出す。限られた時間にだけ目の前に現れる心に描いた光の波。
幕末佐賀藩海軍の拠点:三重津海軍所で建造された日本初の実用蒸気船凌風丸。当時、幕末の志士たちの多くの期待と希望を乗せて航海にでていたこの船を、今宵は7万ピースものレゴブロックで表現しました。その周りを囲む数百の波は、事前のワークショップで子どもたちがひとつひとつ手作りしたもので、今の自分が思う「佐賀の海」をテーマにした絵が描かれています。この波たちが大きな波になって凌風丸を未来への航海へと誘う。
この瞬間の灯し(証)を写す光景は、とても美しく、普段見ることのない銅像前の幻想的な空間を写真に収める方も多くありました。
若い世代からの未来に向けたメッセージが、何か少しでも人の心に届いていれば嬉しいです。

沿道の提灯

鯱の門前の灯りのともった提灯

行列がとおる沿道には、企業・団体からの協賛による提灯が下げられています。
提灯がさがるとぐっとまつりの気分が盛り上がり、その日が待ち遠しく、なんだか血が騒ぐ…そんな言葉を思い出します。
まつりへの参加の仕方はさまざま。

当日は、まつりを観るために、沿道に多くの方が集まってくださいました。

沿道のお客さん

今年はこんな小旗を作ってみたところ、、、、
沿道がこんな感じで盛り上がりました。目に鮮やかな維新ブルーが、行列を歩く人にも元気を与えてくれました。

伝承芸能団体

伝承芸能団体

伝承芸能団体

県内の伝承芸能等の団体の路上での演奏も迫力がありました。
普段、これほど間近で見ることは珍しく、腹に響く鼓動を体全体で感じることができたのではないでしょうか。

 観客動員数約38,000人

今年もたくさんの方々の参加で、無事に「第2回さが維新まつり」が開催できました。
心から感謝申し上げます。
このまつりは、また少しずつ成長していきます。
来年もまた皆様にお会いできることを楽しみにしています。

 


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